サブ45とその先へと

走行距離月約230kmで頑張るしがないサブ3 ランナーのブログ

久しぶりですと今更の丹後ウルトラ振り返り

神戸マラソンまであと2週間でございます。。

前にブログ書いたのって、ウルトラに出る前か。。

 

とりあえず前のブログの数日後に丹後ウルトラマラソンで100キロ走りましたよ〜。

今年は月間走行距離が増えたので、余裕をもって走れました。

 

今年のウルトラマラソンの目標は、目についたボランティアの人全員に挨拶する&子供やお年寄りを主体にハイタッチできそうな人とは全員ハイタッチする。でした。

 

スタート前から今年は暑くなる、控えめに言って地獄だ!的な雰囲気が会場全体で出ていてザワつく中でスタート。

 

スタート直後からキロ5分位で淡々と進んで行って、梨の置いてあるエイドで梨を堪能。

3つほど頬張って出たけど今考えれば10分ほど居座ってもっと食べれば良かったな〜。

ここらへんは60キロ担当のボランティアの人も準備しだしてたので、おはようございまーすを連呼しながら走ってた記憶しかない(笑)

 

そして30キロくらいにある老人ホームではバンドの皆さんがいきものがかりのJOYを演奏してたので少しの間聞きながら手拍子で応援して、へしこおにぎりを堪能。

 

その直後に毎年楽しみな梨農家さんによる梨のエイド。ここでは毎年感動するくらい美味しい梨が頂けるので、さっきの老人ホームのお婆ちゃん達の応援とここの梨が前半の元気回復地点。

切ってくれているお姉さんに、「梨が美味しすぎて、ずっとここで食べてたいです。」

と言ったら、「奥にベンチがあるから好きなだけ食べて行ってね〜。」

と言ってもらえ、流石に座りはしなかったけど、5切れくらい欲張って頂いてしまった。

 

そっからえっちらおっちらと登りにはいるけど、登り始めの道路を挟んだ所で小さな女の子とお母さんが応援されてて、車が来ないことを確認してから道路を渡ってハイタッチ!!

その時の女の子の笑顔がこのレースで1番の思い出。多分その時の時刻は7時くらいなはずなので、そんな朝早くから応援してくれていることに感動しながら七竜峠を登って下って、42キロ地点通過が3時間50分位でそのまま下って港のエイドに到着。

 

そこではうどんを頂きながら、中学生との交流のために足のマッサージをしてもらった。5回くらい「汗臭くない?ごめんね。」と言ってた。乙女か(笑)

 

その後は浜辺の近くを通りながら水着のギャルを探しつつ、地味に七竜峠よりきついと思う坂を登ったりしながら淡々と進む。

ここらへんの弥栄庁舎手前にある田んぼと家がある少し田舎な雰囲気が大好き。

そこでもみんなに応援頂いて元気に返事しながら進む。

ここらでパンのエイドがあったはずなのに、食べずに終わってしまったのが今回の最大のミス。。。

 

ここらへんで初音ミクのハッピ?を着たお姉さんと並走になり、話をしながら走ったけどすごいいい人で話し方から内容まで知性溢れる感じだったので心の中で「凄いなぁ。」と関心しきりでした。

 

弥栄庁舎後は木造?の保育園の横を通って山に入っていくけど、そこが何ともノスタルジックな雰囲気で毎年通りながら「いいちこのCMみたいやぁ。」と思ってしまう。。

山の手前でもお婆ちゃん達とハイタッチして、いよいよ碇高原までの登り、、はあんまり見どころないよね。。ひたすら登るだけだし。

ここらへんのタイミングでその日やってたMGCがゴールしてそうな時間だったので、ボランティアの人に優勝が誰か聞いてみた。

高校生?のボランティアの人に「中村と服部です!」って教えてもらって、大迫も設楽も井上も入ってないのにビビった。

やべぇ、何があったんだ!ってモヤモヤしながら坂をひたすら登った(笑)

この時に歩いてると初音ミクのお姉さんに追いつかれて、「山登りはタイム短縮のためのボーナスステージですよ〜。」って教えてもらって目から鱗。「なるほど、そういう考えもあるのか。流石知性溢れる女性だな。」とお姉さんへの評価を一方的に爆上げさせながら歩かずに走って登った。

今年は碇峠の9割以上は走ったと思うので、来年は全て走るようにしよう。

碇峠を登り終わって、下る時に右の親指に痛みが出てスピードが出せずえっちらおっちら淡々と下る。

下り終わったらまた登って〜って感じやけど、海岸線がきれいやなってよそ見しながら走ったのでそこまでしんどくはなく。

ここらへんで、民家の前に手作り看板に中村、服部オリンピック内定と書いて速報してくれている家があって笑った。正にランナーファーストな情報。

多分1000人くらいはその看板でMGC の結果を知ったんやろう。ほんでもって、私のように「大迫は??設楽は??」ってモヤモヤしながら1番苦しい80キロ以降を走ったんだと思う(笑)。

 

そんなこんなで85キロ地点のエイドでコーラをたくさんもらったりしながら淡々と進む。

つみれ汁のエイドの手前でありったけの笑顔で応援してくれている人に「ありがとうございます!!」って言ってて、応援してくれてる人から「爽やかな笑顔ですね〜!」って言われた。

これまでの人生で「爽やか」っていう言葉をかけられたことがなかったから、嬉しすぎてビビった(笑)

そっから90キロ過ぎくらいまで「爽やか」について考えすぎて、頭の中で爽やかがゲシュタルト崩壊した。

 

90キロ過ぎたら丹後って地味に坂がすごいんですよ。

「あれ?こんな坂高低差の図に無かったよね。」って毎年びっくりして、その時に毎年90キロ過ぎの坂がしんどいって去年も思ったわ〜って思い出す。

多分その時には頭が朦朧となってるからか私の記憶力が悪いからですな。

 

登りきったらまた海岸線を走って遂に最後のエイドに到着。そこで霧吹きのサービスがあったので、その場でぐるぐる回ってボランティアの中高生を笑わせた(多分笑われてただけ)。

そこでコーラもらってたら、ドクターヘリが海の方に向かって飛び去る所を目撃。

飛び去る姿はカッコよかったけど、暑かったから誰か倒れて搬送かなぁと思って少し神妙な気持ちに。。

気を取り直してあと数キロレッツゴーで淡々と進んで、最後の数キロが全く応援のない寂しい道に。道路でゴムの欠片が大量に落ちてて、近くを走っている人と「これなんでしょうね〜。」なんて世間話をしながら進む。

そんなこんなで橋を渡って応援していただいている人達とハイタッチしてゴールイン。

ゴールは元気にジャンプして!と思ってジャンプでゴールしたけど、後日の写真見たらジャンプの高さが低すぎてビビった(笑)

タイムは10時間20分位で無事自己新を更新。全力でレースを楽しんで、足の怪我も心配しながらこのタイムだったので満足満足。

この後、一緒に来た人を待ってたけど、その人のゴールが13時間50分だったので、3時間以上会場で待ってた。体育館の前で寝転がって寝てたら、完走者が増えるごとに中々な匂いが漂い出したので他の場所で時間を潰すことに。

 

ゴールの建物で野村克也ミュージアムがあって無料で見れて、ベストナインやらゴールデングラブ賞のトロフィーが大量に置いてあってビビった(笑)

打撃タイトルのペナントも壁にビッシリ貼られてて「ノムさんやべぇ!!」ってドン引きした。

そして、2000本安打のトロフィーがでかすぎて、150センチくらいあってビビった(笑)

 

そんなこんなで知り合いも無事ゴールして、温泉に入って飯を食って帰りました。。

 

まとまりのない内容をツラツラと書いたけど、ウルトラマラソンってお祭りみたいじゃないですか。

フルマラソンなら、1秒を削り出す走りをするのもありだとは思うんですが、ウルトラでそれをやると自分も周りもしんどくなると思うんです。

ランナーは走るために2万円近く払っているのは事実ですが、朝の4時半のスタートの前からスタッフ、ボランティアの人も頑張ってもらってるんだから、ランナーも与えてもらうだけじゃなくて気持ちだけでもお返しできたらいいよねっていうのが私の考えです。

結構、応援を無視ってわけではないと思うのですが、無反応で通り過ぎる人が多かったりして思うところも結構ありました。

自分がこの大会のボランティアやれって言われても正直朝早くからやりたくないですもん、それを私設エイドも含めてやって頂いている人がいるのだからその方々に最大の敬意を払いたいと私は思うのです。ボランティアの人がいないと成り立たないですしね。。私の一個人の意見でした。

 

最後に、丹後ウルトラ大好きです、来年も必ず出ます。

このブログを読んで頂いた方で、少しでも走りたいって思ったら是非是非出てください!

最高ですよ!!


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